雨の日の思い出
今週のお題「雨の日の過ごし方」は
いつも雨の日に家で過ごすと
ふと、兄の一言を思い出します
私には5歳上の兄がいます
小さい頃の私は5歳年上の兄がとても大人にみえました
兄はものすごくやんちゃでよくしゃべるし、近所の人気者というか…目立つ存在でした
毎日外で遊ぶことに忙しくて、夕食の時間に気づけばふと帰ってきて慌ただしく夕食を済ませ
何するにも落ちつかなく、でも何してても楽しそうに過ごす兄でした
そんな兄が雨の日になると意外な一言を私に言ったんです
「お兄ちゃんね、雨の日が好き」
あんなに毎日どこにいようがどんな天気だろうが変わらず楽しく過ごす兄の口から言うとは思いもしなかった
意外なことを言ったことで年下の私としては何故だかスゴく大人に見えてカッコよくも見えちゃったんです
何故雨の日が好きなのか聞いた答えが何だったのかは記憶がないですが
ある日、友達に
「私、雨の日好きなんだよね」と理由もないのに言ってみたことがありました
雨の日も晴れの日もどっちが好きかとかなかったくせに・・・
なのに意味のない兄の真似をして「雨の日が好きなんだよね」と言った幼い時の自分を思い出すと
恥ずかしいです
雨が降ると…たまにそんな事を思い出して胸の奥がかゆくなります